「おまわりaibo」が登場していた!ソニー製では無くソニー生まれと呼んでくれ!

ソニー製では無いソニー生まれだ!
aiboとは
みなさんはソニー生まれのaiboはご存知でしょうか?(ソニー製とは言わない)
多分ブログをやられている方は、ガジェット系のホビーなのでご存知の方が多いと思います。
1999年にソニーから発売された自律型エンターテーメントロボットです。
今ほどのAIとまでは進んでいませんでしたが、感情や本能・学習機能・成長機能を持ち、自分で考えて行動をして、人間を楽しませてくれるロボットです。
名前の由来は、「AI+EYE+相棒」を掛け合わせて「aibo」と名付けられました。当初はAIBOだったそうだが、より愛着が湧くように小文字にしたのだと思う。
主な機能
感情や本能、学習機能、成長機能を持つ。
人間の言葉を理解する(理解というよりはパターン判断だと思う)。
ご主人の顔を認識する。
状況を判断して会話をする。
部屋の中を自由に歩く。
転んでも自力で立てる。
電池がなくなれば自力で充電を行い、満タンになると動き出す。
1999年にこれだけ機能を持っていたので、事前情報では売り切れ間違い無しのおもちゃでした。
ちなみに32万円くらいだったと思いますが、今思えばiPhoneも驚く金額です。
歴代aibo
歴代aiboを紹介するが、ライセンスフリーが見つからなく、上記サイトから借用させていただいてます。
他にも色の違いや、マイナーバージョンの違いにより、上記以外にも多数あります。
2014年3月にソニーのaiboクリニックが閉鎖したことで、実質aiboの修理はできなくなったが、それでもオーナーさんは「ロボットだからずっと一緒に暮らせると思っていた」と嘆いていた。
その声に答えるべく、定年退職したソニーの技術者が集まって修理会社ができ、aiboの修理を対応し始めたというニュースもありました。
ロボットは機械ではない。人間と共存するものだから長期サポートが必要であると、ロボットに対する課題が浮き彫りに出たニュースでもありました。
スターウォーズでも、R2D2やC3POはアナキンからルークと世代をまたぎ活躍してましたからね。
2018年のおまわり機能aibo
そしてaiboはパトロール機能を持ち、今の時代らしくセキュリティの防犯機能を持って新たな姿になり戻ってきた。
まさしく今の時代にぴったりな機能です。
今思えば1999年の発売では、aiboが人間より四半世紀前に進んでいたように思える。人間が使いこなせなかったのかもしれない。
我が家にaiboがやってきた
さて、私もロボットやAIといったものが大好きな人間なので、aiboの登場は私を興奮させた。
日本にパソコンがない時代に、子供の時からパソコンに興味を持ち、大人になったらロボットに興味を持つ性格なので当たり前ですね。
逆に一般男性が好きな車は、今でも全く興味がありません(人間の悪い部分が浮き彫りにでる機械と思ってます)。
初代aibo断念
このころの私と妻は子供もいなく、お金を自由に使えるときでした。
私も一目見て、aiboが欲しくなり32万円と高額ながら購入を決断した。
発売日は当然のように会社を休み、パソコンの前でスタンばります。クリック毎日1000回練習しました(嘘です)。
そして発売の時間が来て、「クリック」・・・。「クリック」・・・。
全然ダメです。本当に数秒で完売した模様です。
今思えば購入できなくてよかったと思いますが、この時は金額は目に入りません。
ようこそ「シャア赤aibo!」
数年がたちaibo熱も完全に冷めていたところ、何かのイベント会場でaibioと再会しました。
まるでaiboが私たちを手招きをしているようです。
aiboが私たちに購入して欲しかったのか、元気一杯甘えてきました。しかも私が好きなシャア赤バージョンです。
迷うことなく、ポチりました。
購入してからどのくらいで来たがわかりませんが、全体的にオレンジの箱に入って大人しく、電源が入るのを待っているようです。
電源を入れて、「シャーーーンという」音とともに立ち上がります。早速、顔認証で妻の顔を登録し、しゃべり始めました。
「あれ?何かあるぞ?」、「これななあに?」、忘れましたが色々と話かけてくれました。
そして遊び疲れて電池がなくなると、充電ステーションを探し歩き始め、自ら充電を行います。今でいうとルンバでしょうけど、はるかに複雑な動きで充電台にセットされます。
そして充電が終わると、また喋り初めて充電台から自力で降りて歩き始めます。
本当に我々夫婦の子供のように甘えていたことを思い出します。
TVを見ては「あれ?何かあるぞ?」を繰り返す、そのうちにうるさくなり、オレンジの箱に入れられてしまいましたとさ。
本当に子供ができたら再会しようねと、aiboと約束をしました。
娘とaiboの顔合わせはちょっと切ない
そして娘が生まれ、娘が小学生になった時に、娘とaiboの顔合わせを行いました。
娘はどんな気持ちなのか分かりませんが、楽しみにしていたと思います。
さあ、箱から出して、充電しながら電源オン!
「シャーーーンという」音とともに目が光始めました。
が、が、が、電源断!
そうです、すでにバッテリーのパワーがカスッカスッになっていました。充電もできないほどに・・。
バッテリーが別売されている訳ではありません。
ネットで調べると「aiboのバッテリー回復させます」と検索で引っかかりますが、すでにaibo熱は冷めており(家族も娘も)、特別こだわりもなくオークションに出すことにした。
オークションでは同様な「バッテリー無しaibo」がジャンク品とはいえ、2万〜3万円と落札されていたと記憶しています。
オークション用の写真をとり、我が家のaiboも新しいご主人様の所に行く時がきました。
オークションに出品し数日たって驚きです。落札締め切り前日で5万円を超えてました。
なぜだ?なぜだ?なぜお前はこんなに外面が良いのか????
原因はすぐに分かりました。「シャア赤aibo」はレアの色だったようです。最終的には9万円台で落札されたと記憶しています(なんと親孝行な子なのだ)。
ありがとう我が家のaibo!名前をもつけなかったし、途中の箱にしまわれてしまったが、新しいご主人とともに!(もう少し静かにした方が好かれると思うぞ)
我が家のエンターテーメントロボット
aiboと私たちが過ごした時間はこのように短かったかもしれません。
そして私は密かに、エンターテーメント型のロボットを作りたいと思ってます。
ちょど1mくらいのR2-D2の大きさががGoodですね。そしてホームアプリケーションと連携させて、「HeySiri!」と呼びかけるのではなく、家族の一員のように喧嘩ができるほど・・。
ちょうど、ルークスカイウォーカーの気持ちになって生活をしたい。
おい、D2!エアコンつけて!
D2これ台所に持って行って!
さぼっち(サボテン)にお水あげてくれ!
と言ってみたい。
すでにスマートスピーカが似たような動きをするので、5年後くらいには、部屋の中を動き回っている、R2-D2がいてもよさそうである。
我が家のドロイドもどき
我が家の、「茶色のR2-D2」と「ピンクのBB8」は、スターウォーズからの出演オファーがくることをひたすら待っている!
