「川越はつ恋物語」謎解きレビュー
更新日:2022年6月21日

謎解き序章
先週に続き川越の謎解きに行ってきた。川越の謎解きは毎年恒例として開催している。
謎解きは川越の街並みを歩いて周り、目的の場所に行ってキーワードを集めると言うものです。
川越の街並みは古い文化が残っているので、ちょっとした散歩も兼ねた謎解きになる。
毎年謎解きのストーリーこそ違うが、実は目的として向かう場所は毎年代わり映えしていない。
また、これまでの川越の謎ときは無料であったが、今年は1,800円(入園料含む)とのことで、特定の設備にも入って探索するようである。
だとしても1,800円は高めの金額である。
辛口ばかりでも無い、謎解きの題名が「はつ恋物語」であったり、謎解きキットの内容も手紙が中心となっていて「古書店」を想像する謎解きで期待できると思う。
謎解き本章
第1章
1925年1月の日記
娘一人で瞬殺してました。先日の鉄道探偵の解き方と同じでした。
1925年2月の日記
解読方法は一風変わった解き方であるが、何かを良く見れば解けるだろう。
悲しいことに娘に先を越された。最近の娘はゾーンに入っているように閃くようだ。
1925年3月の日記(7日)
漢字バラバラだということはすぐにわかるだろう。ここは私も瞬殺した。
1925年3月の日記(28日)
ここでは漢字の熟語を得意としている妻に軍パイが上がった。私と娘は「漢字は苦手だから悔しくないもん」と強がっていた。
金庫の鍵探し
ここまでの謎解きはまさにプロローグ的な要素である。ここからがストーリーや謎解きが面白くなっていく。
手始めに指定された建物に入って金庫の鍵を見つけて、金庫から追加キットをゲットすることになる。と行っても金庫の鍵は難しくはない(我々からしたら瞬殺レベル)。
謎解き第2章
1925年4月の日記
今までの雰囲気ががらっと変わり謎解きのレベルが上がる。
というか私たちも解けずに苦しんだ。
解き方は手順1から手順3までを順番に解く内容であるが、一つ一つが難しく正攻法ではないが、消去法を使って逆説的に解いていった。
また、私と妻が手順1と2、娘が手順3と分けて解読を行なった。時間はかかったがいろんなパーツと消去方で分析して完結した。
妻の閃きで○○○○虫を見つけて謎が解けていったことは間違いが無い。
実は最初の手順1はちょっとした勘違いがあり、頭の中で論理矛盾が起きていたが、答えが分かってから読み直し、勘違いしていることがわかるという内容である。
また、謎解きの途中で意見が分かれ、妻と娘が私の意見を聞いてくれない、家族の喧嘩勃発でバラバラ状態へ。
謎解き第3章
1925年5月の日記
ここの謎解きギミックはさすがタカラッシュと言える内容です。
サクサクっと解きながらも、あーでもない、こーでもない。そして謎のパーツがぴったりとすると爽快感が味わえる内容であった。
すごろく形式の謎解きだったので、3人で順番で解くことにした(第2章のギスギス感は維持している)。
私の順番であるが、私は暗いと字が見えないのだ。娘も小さな声でしゃべっていて聞き取りづらいのだ、私も意見を言っても聞いてくれないのだ。
私が「見ざる・聞かざる・言わざる」状態で、娘が主導権を握って進めている。
こんなバラバラで解いているため、すごろくのゴールはできたが、次の目的地がわからない3人であった。
自力の解読を諦めヒントを見ることにしたが、私が誤って「答え」が書いてある方を見てしまった。それを見た娘が私を注意してきた(答えを見るのはダメ!)。
そして今度は妻がマジマジと答えを見ていた(妻も実はさらっとしか見ていない)。娘が激怒して妻にも怒り始めた。と、ここで2回目の家族バラバラ謎解きとなった。
答えをさらっとみたことで目的地が分かり、3人でギスギスしながら目的地へ向かった。
謎解き第4章
目的地に着いたが何を探せば良いか分からない。ヒントを見ても分からない。
この場所での探索時間のリミットは17:00だ(この時点で16:30)。
電車賃がもったいないので次週も川越に来るつもりもない。と、ここで娘に「ここだけ答えを見よう」と相談をして答えを見た。
タカラッシュらしくない謎解きで納得感は無かったと言いたい内容であった。
大変な自体に
さて、ここでは答えのシールを貼り、建物の入り口受付の方にシートを見せて中に入ることになる。が、あれ?そのシールが無い(困った!)
ここまで来て、ギブアップとなってしまう。思い切って受付の方に相談をした。
こちらとしては、問題も解読(答えを見たけど)したが「シールが剥がれて落ちたかもしれない」ことをアピールして、クリアとしてもらえるよう相談をした。
しばらくして「了解」をもらい、建物の中に入った。
名探偵コナン的な・・
ここからは時間も無くスピード重視だ。
怪盗キット(私)とコナン(娘)で最後のキットを探しを行い、無事に最後のキットをもらってきた(天機”id:reasongomainstreams“さんのコメントいただきました)。
そして最後の最後となる謎解きに着手した。
娘(コナン君)を筆頭に謎解きを行い、私(怪盗キット)はコナン君をサポートし、妻(毛利蘭)は地図でナビゲートを行なった。
最後の謎解きは娘が瞬殺でクリアし、次の目的の場所まで急いだのだ。
最後の探索のリミット時間は18:00だった。
最後の金庫を空けて(金庫の暗号もあったがこれも娘と私は瞬殺でクリア)ハッピーエンドのキットをもらいゴールした(17:30ゴール)。
謎解き終章
途中で何度か家族でギスギスしたこともあったが、終わってみればそれぞれが自分ができることを見つけて、効率的な謎解きを行っていたようである。
最後のストーリーも読み。本当にハッピーエンドの内容で100%満足できる謎解きであった。
謎解評価
謎解時間 :約5時間
謎解難易度:★5(満点★5)理不尽に感じた箇所あり
謎解感動度:★5(満点★5)
謎解総合 :★4(満点★5)
金額 :1,800円(入場料含む)
感想 :ストーリーを読んでよし、謎解きを楽しんでもよし、川越の町歩きでもよし、うなぎや焼き芋など食事を楽しむのもよしという謎解きです。ストーリーは素晴らしく十分に楽しめた(ストーリーはグッときた)。総合的には絶対おすすめです。(川越の重要な建築物に入場させての謎解きはNGでは?)