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  • 執筆者の写真刹那

「銀座木挽町・謎掛心中噺」謎解きレビュー



謎解き序章

私好みのブラックレーベル(タカラッシュ)の謎解きに参加してきた。

内容はともかく、歌舞伎座タワーの建物内で行われる謎解きなので、雨のことは気にしなくて良い。


また、歌舞伎座に縁がなく人生初めて歌舞伎も見れるのかと・・勘違いもしていた。

実際は歌舞伎を見るのではなく、「歌舞伎ギャラリー」を見ることができるのであった。


謎解きキットの購入

ギャラリーは想像以上に楽しめる仕掛けがあり、入場料600円以上の価値は十分に感じることができる。


謎解きキットは、歌舞伎座タワー5Fのギャラリー切符売り場で購入ができる。

1セット(入場料1人分付き)と追加で2人分の入場料を購入し、キットを3人で回し読みをしてシェアした。


いつもであれば昼食をかねてキットの中身を読み込むのだが、ギャラリー内で読めるようなスペースもあった。


第一幕 身分の違う恋

謎解きの進め方は、すごろくのように番号が振られており、謎を解くことで次に進むべき番号がわかるようになっている。


死に方の謎1

謎解きとは別に、ギャラリー展では歌舞伎で使われる「擬音」の説明パネルが展示されていました。 普通だと展示物に触ってはいけないが、ここのギャラリーでは実際触って体験して良い(結構面白かった)。 謎解きの方は、パネルなどから情報を見つけれるので問題はないと思う。


死に方の謎2

最初と同じく、歌舞伎の解説パネルが飾られており、「隈取」の色の解説や鳳凰のマークの解説や、そもそもの「かぶき」の解説などがされている。

第一の部屋では動物の擬音の解説が中心であったが、ここでは、波の擬音や雨の擬音も紹介されていた(実際に触って音を確認してもよい)。

謎解きの方は、若干、閃きは必要かもしれないが、数字の特徴から解けると思う。


死に方の謎3


ここでの木挽町ホールは圧巻です(30分は楽しめます)。

写真のような舞台があり、実際に舞台に上がってもよい。また歌舞伎で使われる蛇の目傘(触ってもよい)や隈取りのお面も飾られています。 海外の方も、ここがシャッターチャンスとばかりに騒いでいた。

また片岡愛之助さんが、歌舞伎の化粧や衣装の着込む解説ビデオが流れていて、見入ってしまうほど面白い。 謎解きの方は、ホールで情報を集めるといった内容なので問題はない。


決意の謎

ここの謎自体は問題はないと思うが、我々はある大きな過ちを犯していることに気が付いた。


普通に指示通りのことを進めていたが、「鳥のくちばし」を探せず謎が解けなくハマっていた。


シールの部品には「鳥のくちばし」はあるが、謎や話が噛み合わないのだ。キットの説明では「約15分程度」とあるが30分は悩んでいた。


改めて最初からキットを振り返ってみて、やっと原因がわかりました。


ナンバリングされている番号で言うと、「一」→「二」→「三」→「四:ギャラリー」と進めていた。が、実は「一」のストーリーを読んだら、「二七」へ飛ぶように記載があった(二七では「鳥のくちばしシール」を貼るような指示)。


そして「二七」から「四」に戻るのが正規な流れでした。

私たちは早く「四:ギャラリー」に入りたく、ストーリーを無視してたんですね(だって早くギャラリー見たかったんだもん)。


この時点で13時を過ぎたので昼食タイムとなった。


歌舞伎タワーを出て食事もできるが、B2にレストランの記載があったので向かってみた。

B2には、歌舞伎関連のグッズを販売しているショップがメインのフロアでした。

食事はというとレストランという感じがしない、うどん系とコンビニ(セブンイレブン)がある。


数種類のうどんしかなく700円という選択肢しかなかったので、簡単にコンビニで済ますことにした。


第二幕 心中の葛藤


毒殺心中

ストーリー上、「心中の方法」を「刃物・毒・首吊り」から選択することになる。どれを選んでも最後は合流するので、こだわる必要はなさそうだ。

刃物は痛そうだし、首吊りは苦しそうだし、家族全員一致で毒を選択しました(息はぴったり)。


後見の謎1

ここの謎は、前段の「二十三」のストーリーが重要だ(ちゃんと文字が赤く記述されている)。

忘れた場合は戻った方が良い。キーワードがわかったら、指示通りのことをやれば問題無く先に進めると思う。


謎は面白いギミックで、関心をした。そして探すものがわかったら、パネルを一つ一つ確認していけば必ず見つかります。


後見の謎2

謎1も鮮やかであるが、ここのギミックも気持ちがよく楽しくなる。

半透明のツールが入っていたら、必ず「こうするよね」と言いたくなるようなギミックである。


「二二」紅の鳳凰探し

では「紅の鳳凰」を歌舞伎座近辺で探すことになる。座標の謎は瞬殺レベルだ。


しかし座標はすぐにわかっても、紅の鳳凰は見つけても、入りにくくチャーンがかけられているのだ。入って良いのか悪いのか分からずに悩むほどである。


悩んでいてもしょうがない。堂々とチェーンを超えて「紅の鳳凰」が写っているパネルをめくってみたら、普通にキーワードが隠されていた。これはちょっと反則では・・。


「二八」凶器の謎

ここは謎では無く単純に指示通りを実施すれば問題はない。


第三幕 二人の結膜


花道の謎1

若干ひらめきが必要だが、問題なく解けるだろう(7つのものといえば)。


花道の謎2

若干ひらめきが必要だが、問題なく解けるだろう(線をサインペンでなぞると閃きやすい)。


舞台裏の謎

いよいよクライマックスへ。ある意味、指示通りに進めていけば解けると思うが、いろんなギミックが関係していて気持ちが良い。


気持ちがよく進むのだが、そこが罠なのかもしれない。

結局普通にゴールができるのだ。私も単純にゴールして、Twitterでつぶやいたが、よく見ると「失敗!」となっていた。


謎解き終章 真のゴールへの道


QRコードでアンサーを入力した際に、「トゥルーエンドのヒント」という文字があった。

そうです、私のゴールは真のゴールでないため、ヒントが見れるようになっていた。

ヒントをみたら「・・・・」。そうですね。歌舞伎では黒衣の存在は見ないといいうルールがあります。


黒文字を読まずに謎を進めていき、同じようにギミックを使っていくと「おー!すごい。鮮やか!」。特に「き」と「さ」には参りました。

そして最後には真のゴールにたどり着けました。



謎解き評価

  1. 謎解時間 :約4時間

  2. 謎解難易度:★4(満点★5)

  3. 謎解感動度:★4(満点★5)

  4. 謎解総合 :★4(満点★5)

  5. 金額   :2,200円(歌舞伎ギャラリー入場券付)

  6. 感想   :ギミックは鮮やかで面白いが、ストーリーが若干くどく感じた。私も実際に途中から読むのをやめていた。どのよう意味でハッピーエンドなのかは理解できなかった。今回はとにかく「歌舞伎ギャラリー」が面白かったですね。歌舞伎をみても面白いと思える年齢になったのかもしれない。


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