函館の七夕は町中に子供の歌が聞こえるハロウィン祭り

今日は七夕である。
七夕というと天の川で織姫と彦星が、1年に1回デートをする日だ。
イベントとしては、笹の葉に飾り付けをし、短冊に「願い事」を書くという内容ですね。
天の川というロマンチックなところもあるが、イベントとしては一味足りない印象がある。
しかーーーし。
和風のハロウィン in 函館
函館の七夕は、あまり知られていないが「和風のハロウィン」なのである(仮装はないけど)。
函館の七夕祭り
函館の「七夕」は「七夕祭り」と呼ばれている。
「祭り」というからにはもう少しイベントごとがあるのだ。
子供達が集まって、他人の家の玄関前で歌うのだ(七夕祭りイベント)。
(以下、歌 ♪) “竹に短冊七夕祭りおおいに祝おう、ろうそく一本ちょうだな!”
と子供達が集まって、他人の家の玄関前で歌うのだ。
そうすると、中で待機していた大人が、子供たちに用意した「ろうそく」と「お菓子」を渡すというイベントが行われる。
で、最後はお決まりだと思うが、誰が一番ろうそくを集めたか、ということを競うのである。
そして家に帰り七夕の笹の葉の短冊に祈るのである。「♪ 笹の葉、さらさらのきばに揺れて・・・。」と歌ってイベントが終わる。
まさに和風の「ハロウィン:トリック or トリート」である(いたずらはしない)。
夏とともに「七夕祭り」が終わり「港まつり」
いつも七夕が近づくと子供達がワクワクして、お線香を持って七夕祭りを楽しみにしていた。
このイベントは夏が始まる合図であり、そして、もうすぐで夏休みという意味でもあった。
さらに函館の七夕は8月だったと記憶している。
「七夕祭り」が終わると次は「港まつり」が続く。こうして楽しみ沢山の函館の夏が始まる。
さらに、函館の夏休みは一ヶ月くらいである(冬休みも一ヶ月くらい)。
関東の夏休みは1.5ヶ月と長く羨ましく思っていた。が、逆に関東の冬休みは0.5ヶ月と短かったんですね。
今日は、娘と妻で笹の葉を折り紙で作って、ラスカル軍団・ラビ軍団が願い事を書いて飾った。
明日は願い事を公開して遊ぶつもりである。

(ラス軍団とラビ軍団の笹の葉に願いを込めて)