函館の披露宴はスマートで「絶対的な合理主義」

姪っ子の結婚式に呼ばれたので函館に帰省した。
姪っ子は、アイドル顏の美貌を持ち自慢であった。だからということではないが、姪っ子が小さい時はいっぱい遊んだのを覚えている。
そして、娘からみると大事な従兄弟で、娘もいっぱい遊んでくれたのだ(正確には甥っ子もいるが暑苦しい男なので・・省略)。
ということで、私と娘が結婚式&披露宴に参加することにした。
効率的な披露宴とは?
関東の披露宴の参加費

ところで、関東の披露宴の参加費といえば・・・。状況により様々だと思うが、基本的に「お気持ちで」と言いながら、全然お気持ちではない規制だらけが相場である(笑)。
万札で割り切れる枚数はマナー違反
相場金額より安ければマナー違反
ピン札じゃないとマナー違反
祝儀袋での渡し方は・・・などなど
と、規制・マナー違反のオンパレードである。
お披露目的の”お気持ち”はどこかに飛んで行っているのだ。どっちがマナー違反なんだ?と言いたくなる。
芸能人の披露宴であれば、自分の立ち位置を確定させるという他の目的であれば理解もできるが、一般の人間にとっては邪悪さを感じるイベントである。
函館の披露宴は会費制
冒頭に、「関東の・・」と前置きをしたが、函館の披露宴は「会費制」というやり方が一般的なのだ(北海道全域かもしれない)。
今回は「会費制の披露宴 in 函館」を紹介したい。
函館の会費制とは、呼ぶ側が一律の参加費を決めて招待をするやり方だ。どんな関係であっても、どのような立場であっても、金額は一律決められているのである(今回の参加費は17,000円であった)。
また、会費の支払いは祝儀袋で渡さなくても財布から直接払うのである。お金自体に差は無く、しわしわでもピン札も良いという考えである。
一点注意であるが、受付の方はお釣りの準備をしていないので、ぴったりの金額にするのがマナーである(受付は名前のチェックのみで完了)。
なんとスマートで合理的ではないだろうか?
近年はスマートホンから始まり、スマートマネー、スマートスピーカーなどと、何かと”スマート●●”の時代なので、合理的にスマートにできるものはスマートにした方が今風である(計算もシンプルでメリットだらけである)。
もちろん披露宴の会費とは別に、結婚祝いとしてお金を渡すのは問題ない。
披露宴に参加はできないけど「友人としてお祝いね」とか「遠くて参加はしないけどお祝いね」とか「親戚なのでもう少しお祝いをしたい」という感じで良いのだ。
関東も結婚祝いをスマートに明確に考えるべきと思うのである。
焼きマシュマロは美味

披露宴までに待ち時間に、ホテル側で焼きマシュマロを出してくれていたのだ。
私はマシュマロは食べたことがあるが、焼きマシュマロは食べたことがない。単純にマシュマロの味を知っているからこそ、「焼いているだけしょ」と思っていた。
逆にテレビや料理番組で焼きマシュマロが出ても違和感だらけで、娘も同意であった。が・・、今回初めて「焼きマシュマロ」を食べた。
外はこんがりと焼かれ香ばしく・・・。殻上になった外側を口の中で割ると、中からとろっとトロけたマシュマロが口の中で広がるのだ。
娘と顔を合わせて「初めての食感に幸せ気分になった」。
(娘と家でもやりたいね・・・)
最後に近いの言葉
姪っ子は永遠の愛を誓い、私と娘は家で焼きマシュマロに挑戦を誓うのであった。