地獄のお絵かき遊びは手書きコピー

子供も大人も夢中になるピタゴラ装置
娘が幼稚園に入園前の時は、お絵かきで遊ぶ日が多かったです。
オリジナルの絵本を作って遊んだこともある。
NHKに出てくる不思議な生命体の「消しゴムザウルスの大冒険」とか、「ビー玉ビー助の大冒険」をオリジナルな視点で書き直すのだ。
娘はピタゴラスイッチやビー玉ビー助の大冒険がお気に入りでした。
オリジナルピタゴラ装置も作った
ピタゴラスイッチはビデオも全巻集めて毎日・いや何百回も見せられた。 そしてオリジナルのピタゴラスイッチも5個くらいは作ったと思う(ビデオで保管している)。
自作版ピタゴラスイッチを作ると、頭が崩壊するくらい知能を消費します。
私の自身作のピタゴラ装置は、お風呂場から始まり、廊下を経由して和室へ、和室からリビングへそしてベランダへというピタゴラ装置を作って、娘が大喜びをしていたことがある。
皆さんも一度はチャレンジしてあげてください。
恐怖の背景10枚描き
ところで・・・。
なぜ子供は同じこと何回も何回もできるのだろう。そして同じことに何回も何回も喜ぶのだろう。
大人からみれば結構苦痛である(子供の笑顔には拒否できない)。
「同じことを繰り返す」という点で一番恐ろしかったことがあったのだ。
私は絵心があるので、娘と絵を書いて遊ぶのが担当だった。
ある物語の絵本を作りたいとのことで、趣向を変え10枚程度の物語を作ることにした。
そして、アニメのように背景とメインの動くものを分けて描き、アニメ風に遊ぶことにしたのだ。 私が背景担当で、娘がメインの人物を担当であった。
私としては大喜びである。背景なんて1枚書けば終了です。あとはメインの人物を重ねればOKになる予定である。
それなりに力を入れ30分くらい時間をかけた背景でグラデーションも使って色も塗って完成させたのだ。

私
「はい、パパは終わり」

娘
「だめーーー!これを10枚作るのーーー!(怒)」
娘は「背景画」「メイン画」を分離して重ねるアニメのような本」を理解していなかった。

私
「そんなーー。あとは人物を重ねればアニメみたいに動かせるよ」
しかし、娘は納得してくれない。

私
「わかったじゃあカラーコピーしよう
カラーコピーすれば同じ絵10枚なんて簡単にできる。」

娘
「だめーーー!これを10枚作るのーーー!(怒)」
娘は、カラーコピーの意味を娘は理解していなかった。

私
「そ・そんな!(涙々)」
これと同じ絵を10枚なんて、辛くて作れるわけがない。
しかし、娘は認めてくれないどころか、怒りが涙目に変わる勢いである。
しぶしぶ、私は同じ絵を数時間かけて書かされたのだ。
午前中から遊び始めて遊び終わったのは夕方であった(娘は超ご機嫌モードに変わっている)。
人間、同じことを繰り返すのは苦痛である。
娘がコピーというものを理解し、納得したのは幼稚園の後半であったと思う(そりゃないぜ!)。
お正月はNHKで大人のピタゴラスイッチの番組があります。とてもおもしろいですよ。
小さいお子様と一緒に見ると、一緒に「なぜなぜ?」が分かりスッキリします。