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  • 刹那

子猫の名前は「りき」。ある事件でボス猫に!(イラストSai.さんより提供)


ニャンコの日は過ぎてしまったが、私にとって「絶対に忘れてはいけない日」だ。


子猫が我が家にやってきた

姉が高校生くらいの時に友人から子猫をゆずってもらい、子猫が我が家にやってきた。


生まれて数週間くらいで、手のひらに乗るくらいの大きさである。

元気よく「ミーミー」と鳴いていた。

思わず「可愛い」と、顔が綻ぶような可愛さである。


赤い首輪も妙に「ぶかぶか」であった。


どんな名前にしようかと家族会議が始まる。

名前の決定権は姉にある。


“力強く生きてもらいたい”という想いを込めて、「りき(♂)」と名前が付けられた。


名前は力強く「りき」

スクスクと育てられ、手入れもしっかりとされ、黒い毛並みが光っているように見えた。


その後、私は函館の実家を出て東京に来たので、「りき」にはしばらく会えなくなってしまう。でも別れのつもりではない。


「また、帰って来るから忘れないでね!」と挨拶をして離れたのだ。


夏休みや冬休みで実家に帰ってきた時は、りきは私にぴったりとすり寄ってくる。

私に寄ってくるのは、私が夜ビールを飲む時のつまみが目的だ。

Sai.さんより


ニャンコは「カシャカシャ!(コンビニの袋の音)」とか「キコキコ!(缶詰を開ける音)」って音に敏感です。


私が実家で一人酒で過ごしているときは、部屋の前にきて「にゃー」と必ず現れて、私に付き合ってくれた。


夜寝る時は私の足元の布団の上にのっかり、りきの重さで寝返りが取れない状態となる。

私もりきを起こすとかわいそうなので、じっと耐える。


男同士、「お酒の付き合い」と「一緒に寝る」ことは、りきにとって私を歓迎しているつもりなのだろう。


そして朝になると、りきは一足先にリビングでくつろいでいる。

夏休み・冬休みはいつもこのような生活をしていた。


イラストはブログ仲間のSai.さんから提供いただきました。イラストが爽やかで私が大好きなブログです。家族のエピソードも面白くほっこりする中でも、絶妙なブラック的な本音も混ざり楽しいブログです。是非、Sai.さんのブログに訪問ください。

りきが交通事故に!

そんな「りき」が交通事故に遭い、大怪我をしたと連絡が入った。


交通事故の瞬間は誰も見ていないが、すごい事故だったことは想像できるほどと聞いている。

りきの顔から顎がなくなり、顎がわずかにぶらーーんと繋がっていたそうだ。


交通事故に遭いながらも、りきは最後の力を振り絞って我が家に帰ってきたのだろう。


姉は泣きながら、りきをバスタオルで暖かくくるみ、抱きしめ病院へ走った。

病院に連れて行き、先生に見てもらったが、良い返事ではない。


先生より一言「手術が必要で、20万円ほどかかるが、助かるかどうかはわかりません」といわれたそうです。


父と母はためらったようであるが、姉が一言!


「りきが頑張って帰ってきたのは、私たちに助けてほしいから、そんなに頑張ったのに助けない家族がどこにいる!」


このように家族全員一致の即決で、りきは手術を受けることになる。

しばらくして・・。


手術が終わり、姉が「りき」と顔を合わせた時は、さらに涙が溢れて止まらなかったそうです。


顔に顎はつながっているものの、顔は曲がり顎のかみ合わせの良し悪しというレベルではない。


ひどい状況でも、りきは生還した。


餌や水をあげても、顎の隙間から流れてしまい上手に食べることもできない。

ボロボロになったりきを家族全員で、看病をしながら大事に育てた。


りきはちから強く生きた

りきは力強く育ちそして生きた。


外に散歩に行っても、他の猫と喧嘩して負けてしまうようである。喧嘩負けしたようないでたちで帰ってくる。


それでも「りき」は毅然とした態度で生きていた。


そのうちにある異変が・・。

姉が爪を切るのを止めたと聞いている。爪を武器にしてあげたそうだ。

いつのまにか喧嘩でも負けなくなり、近所の人たちからは「りきちゃん」強くなったね。ボス猫みたいだったよ。と言われるほどである。


りきの顔が曲がっていたこともあり、普通の猫より凄みが効いて怖い顔?になっているのだ。

いつのまにかドラ猫を遥かに超えて、ボス猫のような風貌に変わっていった(家猫なのに!)。


りきが虹の橋を渡る時

そしてある日のこと、りきは忽然といなくなった。

散歩に出かけて帰ってこなかったのだ。


「ネコは死ぬ時は身を隠す」と言われている通り、もしかしたら「りき」はそのときがわかり我々に見せたくなかったのかも?と強く信じている。


そして我が家の先代の犬(名前はピリカ)と仲良く、虹の橋のその先で2匹で遊んでいるはずである、絶対に!


私はネコに限らず、動物が大好きだ。

俗に言われる「動物たちが安心して寄ってきて慕われるおじさん」という風貌なのだろう。


「りきとピリカの2匹で待っててね。そして私がそっちへ行ったらまた遊ぼうね。ピリカとは雪遊びだ!りきはお酒に付き合ってくれ!

また、みんなで一緒に寝てゴロゴロしたい。」


Sai.さんより


刹那

「ニャンコの日は、このような誓いをする日なのである。」




Sai.さん。今年のニャンコの日はとても忘れられない日となりました。素敵なイラストありがとうございます。「りき」も「ピリカ」も間違いなく喜んでおります。


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