容量不足に悩む方必見!iCloud節約方法
更新日:2022年6月22日

iPhoneで使用しているiCloudって便利ですよね。
こちらが意図的に何もしなくても、デバイス間で同期を取ってくれたり、自動的にバックアップを取ってくれます。
しかし、ユーザ側が無料で使える容量は5GBと少ないのが難点。できればバックアップデータは5GBの対象から除外してほしいですね。
その影響を受けているのが「写真(静止画/動画)」だ。
iPhoneの写真の保存先はディフォルトでiCloudへ保存されている。iCloudは5GBまでは無料ですが、5GBを超える場合は有料となっている。
5GB無料
50GB:130円/月
200GB:400円/月(ファミリーで共有可)
2TB:1,300円/月(ファミリーで共有可)
iCloudの容量を節約したい
iCloudの容量が少ない
iPhoneの利用者のバックアップ先はほとんどの方がiCloudだと思う(デフォルト設定のため)。
正直言って便利ですからね。
新しいiPhoneに買い換えたときも、難しく考えずにWiFi経由のiCloudから復元できる。
この時のデメリットは5GBの容量を消費しているので注意が必要だ。
バックアップデータは数GB単位で消費しているので、iCloudの容量ではかなりの消費割合を占めている。
そこに写真(静止画・動画)のデータも保管すると、無料の5GBなんてすぐに一杯になってしまう。
さらに、iCloudはAppleIDに紐づいているので、Appleデバイスを複数持ち、それぞれがiCloudにバックアップを取ると5GBの利用では不足することになる。
Appleデバイスを複数持つということはAppleにとっても良いお客になるので、iCloudの無料容量を拡張するべきではないでしょうか。何とかしてよAppleさん。
と、Appleと戦ってもしょうがない。もう少し工夫をしてみよう。
バックアップの工夫
まず、通常使わないバックアップデータをiCloudに置いておくのは勿体無い。
バックアップ/リカバリーが必要なときは、iPhoneを買い換えるときや故障したときのリカバリーなので、通常使用するケースは極端に少ない。 であれば、常時バックアップデータをiCloudへ保管する意味はなく、iTunes経由でパソコンへバックアップしたほうが効率的に節約することができる。
デメリットはバックアップ作業が手動になるということですが、1回/月はパソコンに接続すればバックアップを取ってくれます。
2019年6月2日追記 iTunesサービスが廃止される予定だそうです。バックアップはiCloudのみになるかも知れません。
確かにiCloudバックアップは全部自動で便利ですけどね。
参考までに、iCloudeにはWeb版もあります。
こちらでは、iCloud標準「連絡先・写真・メール・メモ・カレンダー」などがバックアップではなく、iCloudのWeb版として利用できる。連絡先などの復元もできるので使い方次第では便利ですよ。
通常使うことが無いバックアップデータ(しかも容量も大きい)をiCloudに保管するのは、勿体無いのでバックアップ運用を工夫したいですね。
写真の保存先の工夫
パソコンにバックアップをすることで、iCloud容量は劇的に改善されますが、さらに改善するためには、写真/動画の保存先を普通のiCloudではなく、「iCloud共有アルバム」へ保存すると、ユーザが使用する容量とは別に保存されます。 この保存先を知っている人が少ないので紹介します。
「写真」(クラウドアプリ連携の保存先)
デフォルトに保管
ストレージプランによる容量制限あり
自動的にアルバムを整理する機能あり(顔認証、撮影場所など)
写真やビデオ時間の制限なし
確かに便利である。特にアルバムを自動的に整理してくれるのは嬉しい。でも問題なのはストレージの容量である。
「共有アルバム」(単純なHDDのような保存先)
そこでもう一つの保存先となる「共有アルバム」を紹介する。
写真を選択して個々に共有し保管
容量制限なし(無料)
手動でアルバムを整理必要がある
ビデオ時間は5分まで(注意が必要)
写真を選択して、「共有」ボタンをタップすると、「共有アルバム」という項目が出てきます(アルバム名とかを作成して選択)。
私は年ごとにアルバムとして保管している。さらに、1月〜12月のアイコンを作って写真を分離して整理している。
確かに手間がかかるかも知れないが、容量制限がなく無料で使用できる。
我が家では娘が赤ちゃんの時から写真を保管しており、合計で500GBの容量となるが無料で保管しているのだ。もちろんデバイス間で閲覧できる。
iCloudのことでAppleに問い合わせをした時に、iCloudのストレージと共有アルバムストレージはまるっきり別もので管理されているとのことである。
iCloudのイメージを下に表現した。iCloudの機能的な真骨頂は5BGの方である。しかしながら、共有アルバムは通常のHDDのような位置付けだが容量制限はない。
共有アルバムはクラウドで制御ができない、リモートHDDの保管庫のようなものだ。
いづれにしろここを使わない手はないと思う。
利用デバイス数で増量してほしい
そもそもiCloudのストレージプランも高いわけでは無いので、金額的に余裕があるのであれば、容量の増量アップが利便性も高くて手取り早いと思う。
しかし、お金が勿体無いと思う場合は、手動でパソコンへバックアップし、買い換えのときのみバックアップをすることで容量の確保はできる。
さらに撮った写真を「写真アプリ」で放置するのではなく、「共有アルバム」へ移動して管理すれば、写真データも節約することができ、少ない5GBの影響を抑えることができる。
しかし・・・。
こんなことよりも、今後はApple端末のデバイス数に合わせ、ストレージプランの増加を期待したい。
iPhone(Apple Watch)
iPad
MacBook
iMac
私は上記の4つのデバイスを持っているので、iCloudの容量も5GB×4=20GBまでは無料にしてほしいのが本音でもある。
少なくともバックアップデータは容量に関係なく無料にしてほしい。