綺麗な雪が攻撃力MAXになる季節がやって来る

去年のブログで、私の好きな季節が冬である理由を紹介しました。コメントをいただきありがとうございました。
コメントの中でもいただいたのですが、雪は綺麗だけではなく恐ろしいほど嫌なこともある。と、ご指摘をいただいた。
確かにおっしゃるとおりです。
この世の全てのものはメリットとデメリットが混在して成り立ってり、「良い」だけのものは存在しない。
平等性を確保する意味でも「悪い(嫌な)」ということも紹介させていただきます。
雪はいやなところ(雪国より)
雪解け時期は最悪に汚い街
当たり前ですが雪がとける春先は、綺麗だった雪国は町中が泥だらけになる。
純白の雪に覆われていた街並みは泥だらけになり、早く泥が乾いて普通に春になってほしいと思っているでしょう。
このころの北海道の観光は絶対に避けてくださいね。
街が乾いた頃になっても、今度は道路のアスファルトがチェーンやタイヤのスパイクに削れて道路も凸凹になっている。
春先の北海道ほど汚いところはないかもしれない。
北海道民のみなさま申し訳ありません(私もりっぱな道産子なので許してください)。
そんな中「ふきのとう」という植物が力強く泥に塗れて春の訪れを伝えてくる。
拷問のような雪かきと家崩壊

雪かきは重労働です。
体力が有り余っている人でも、あっという間に体力が疲れ切ってしまう。
初めて雪を見たときは雪かきも楽しいと思うが、それが毎日続くとなると辛いの一言である。
雪かきをしても雪かきをしても雪はシンシン(パンダではありません)と降っています。精神的にも拷問のような重労働です。
関東でもたまに雪が積もりますが、多くて年に2回くらいです。
この程度であれば子供達も率先して、雪と遊ぶように雪かきも手伝ってくれますが、雪国ではそれが毎日続くのである。
しかも、雪かきをいくら続けても雪はシンシン(しつこいがパンダではありません)と降ってきます。
拷問のように・・・・。
私の実家の函館では、ガレージが雪の重さに耐え切れなく崩壊したこともありました。
雪は綺麗ですが精神的な攻撃力も物理的な攻撃力も高いでのある。
屋根から氷の矢が降ってくる

雪解けの時期は汚いというお話をしたが、屋根の雪がとけるころはもっとやばい。
攻撃力MAXに変わるのである(人命に関わるのだ)。
屋根からとけ落ちるのは、雪ではなく凶器となった氷が塊になって落ちてくる。
まさにミステリー殺人事件っぽく、写真のような矢が落ちてくるのだ。
天気が良い日は溶けるスピードも速くて、雪国育ちの人間は上に注意しながら家に出入る癖がついている。
私の姉が屋根から落ちてきた氷の塊の攻撃を受け、倒れたことがあります。
マジに雪解け時期は凶器に変わるのである。
雪虫が口から入る(雪ではないが)
ブクマでもコメントいただいました。自転車にのって会話をしていると「雪虫」が口から入ってきます。本当に最悪な気持ちになる。
「初雪の妖精」とは呼ばれているが、よく見ると黒い虫のお尻が雪みたいになっているだけである。
最後に
雪国出身か都会出身かを見分ける方法を紹介します。
関東もたまに雪が降りますが、歩き方で見分けがつきます。
雪道を歩き慣れている人間は、歩幅が小さく足の裏全体で歩くのです。歩幅は狭いがサイクルが早いので歩くスピードもめちゃくちゃ早い。
そして万が一滑った時にも差があるのだ。
都会の人間は滑らないように歩く。
雪国の人間は滑ることを前提で歩く。
雪国の人間は常に滑る前提で歩いているので、「ツルッ!」来てもリカバリーも早く立て直し、スケートを滑るように上手に「ツルッ!」から「スルー〜」となるのだ。
これが雪道を歩くコツである。
このように雪国育ちの人間は、雪の上を歩くときに歩くモードを変え歩きます。見た目で言えば歩幅が小さくなります。
みなさんも雪が積もった日は歩き方のチェックして観てください。
スキーも終わったので・・。早く春が来ないかな!