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  • 執筆者の写真刹那

風邪でも死ぬ時がある、命がけで熱を測るときの恐怖


皆さんは体温を測る時はどのように計っているでしょうか?

  1. 脇の下

  2. 口の中

  3. 耳の中

大半は上記の3パターンの測り方だと思う(他には下ネタではないが●門があるそうですが割愛します)。


体温測定と戦った夜


体温計の種類と測定場所

赤ちゃんはじっとできないので、測定時間が1秒程度で測定できる耳が主流だと思うが、大人は脇の下が多いかと思います。


口の中の測定もありますが、自分専用の体温計なら構わないが、家族と共有しているので脇の下がエチケット的にも主流でしょうね。

でも脇の下で測定するのが主流となっている国は世界中で数カ国しなかいとのこと。欧米では口の中が主流だそうです。


ちょっと嫌な感じがしますが、実をいう私も小さい時から口の中の方が正確と教わってしまったため、独身時代は口の中で計っていた。


そしてもう一つ、体温計の種類ですが、「水銀方式」「電子方式」「耳方式」と別れています。


水銀が一番正確に測れると聞いたことがあり、そのためか病院では水銀の方が多く使っているような気がします(そんなこともないかも?)。

水銀って「人間の体に有毒」ということはご存知ですよね。


変な心配は不要だと思うが、水銀体温計を口の中で測定するのは結構リスクが高いのでは、と思うのであった。そんな背景がある中・・・・。


最悪の高熱状態の体温測定

私が24歳(独り者です)頃だろうか、結構重めに風邪を引いたことがある。


目が覚めて体のだるさから、即座に風邪とわかる状況であった。いつものとおり水銀体温計を口で測ったら、予想通り38.0℃程度だったと思う。


仕事をしているうちに熱が下がるかと思い、会社に行ってみたが・・。だめでした。


会社の医務室みたいなところで体温を測り直したら、下がるどころか39.0℃は過ぎていたと思う(速攻で帰ることにした)。


さらに悪い条件が重なってしまい、駅から独身寮まで雨が降っており、部屋に着いた時は体は震え、立つことも苦しいぐらいの状態になっていた。


そして、3回目の体温測定では41.0℃であった。「やばい、早く熱を下げねば・・・と必死になったのだ。


何がやばいのか?

私は風邪による体調が悪いことよりも、体温計の目盛りが42℃までしかないことを恐れているのだ。

これ以上体温が上がると、体温計が壊れて水銀が口に広がり水銀毒で死んでしまう、というプロセスが頭をよぎっていたのである。


もう体温も測れない、熱が下がったかどうかもわからない。

とにかく自分で「風邪が完治した」と自覚できるまで、体温計は使えなくなってしまったのだ。


自分の体温を測り下がっていれば安心もするのだが、水銀死が待っているので知ることができない、というのは恐ろしいものである。


間違った判断すれば「水銀死」となる可能性もあり、失敗は許されなくなったのだ。

夜中に一人で動けずに悪夢を見続けていた(上記写真がそのイメージである)。


思いっきり具合が悪いが何℃だろう。


体温を測ると死んでしまうかもしれない(42℃以上で体温計が壊れて水銀を口に含むのは避けたい)。

このように体力も削がれ、精神的にも削がれ、悪夢のような夜を過ぎた。


そして翌朝、目が覚めてフラフラはするが熱はひどく感じなかった。


「体温を計ろう、大丈夫だ40℃は超えていない。そうだ念のために目盛りを確認しながら測定しよう」


体温計を口に含ませながら、目盛りが観れるように体温計を回しながら測定をした(水銀体温計って観にくいんですよね)。

・ ・

そして、測定の結果は、37℃でした(なんだ治ってるじゃん)。

・ ・

こうして恐ろしい体温測定は無事に終えることができたのであった。


今は水銀体温計なんて使わないと思うが、今思えば水銀の体温計は毒を口に入れていたかと思うとゾッとします。


もしかしたら、心配無用なのかもしれませんけどね。


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