2次ライフライン(通信・情報・協力)の防災対策

今年は異様なまでに災害が多い夏でした。
日本全国での災害クラスの猛暑から始まり、西日本の豪雨、台風21号と関西空港閉鎖、北海道の地震と、ここ数ヶ月は自然の力に怯える日々でした。
まだ完全復旧ではありませんが、我々も被災地の方々への支援をしていきたい。
ライフラインの確保
二次災害とは
自然災害が発生したら日常的な生活が断たれ、恐ろしい経験をすることになる。また場合によっては継続する豪雨や余震と数週間の恐怖を受けることに。
さらに怖いのは一次災害でライフラインが崩れることで、電気、水道、ガスの供給が停止。
また、直接的な電気・水道・ガス以外にも、物流が停止するので、食料やガソリンなども全体的な物資不足へと負の連鎖が始まるのだ(ドローン流通の仕組みつくりも必要と考える)。
都市や町にいながらのサバイバル状態となり、災害で住む家が無くなった上に追い打ちをかけるように生活が出来なくなる。
この影響を受けて、ストレスや病気でお亡くなりになる方もいるのだ。
一次災害は自然の力なのでどうすることもできないが、二次災害の防災対策をしておくことも重要である。もちろん一次災害の防災対策が不要という意味ではない。
二次ライフラインを考える

(グラフはイメージです)
まず、一次ライフラインとは、電気・水道・ガスである。じゃあ二次ライフラインとは何かを考えた(あくまでも独自の定義である)。
今年の災害を鑑みて、二次ライフラインとは(通信・情報・協力)ではないだろうか。そしてこの二次ライフラインの防災対策が必要と考える。
通信:安否確認のための通信確保
情報:正確な情報収集手段
協力:地域の協力(最も重要)
もしかしたら、「通信」は一次ライフラインに格上げになっているかもしれない。
二次ライフラインの防災対策
通信や情報はスマホがあれば確保できるが、長期の停電対策としてバッテリーの確保も重要である。
私は長期の停電対策として、今回24,000mAhの大容量バッテリーを購入し防災対策とした。
今回の災害ではキャリアの基地局も一部で災害にあったようなので、バッテリーがあっても使えないケースもあるかもしれないが、今回の北海道災害の対策としてキャリア側も強化するだろう。
また、情報についてはラジオが有効であったと聞く。
ラジオのNHKを聞いているだけで、被害状況・継続災害の情報・復旧情報など正しい情報が入ってきたようだ。スマホからもたくさんの情報収集はできるが、誤った情報も入ってきたとのこと。
最も重要なライフラインとは最後は地域の協力だ。
今回のブログで一番お伝えしたいメッセージである。
日常から協力し合える環境づくりが最強の防災対策である。
二次災害を受けている最中は、ものすごく不安なはずです。その時の心の支えとなるのが、地域の協力となるのである。
実際、私の実家も函館で二次災害を2日間受けた。
両親は共にそれなりに歳をとっているが、気丈に振る舞っており「大丈夫」としか言ってこない(大丈夫なわけないでしょ)。
そこで実家のお隣さんの安否の確認も含め、欲しい物や困ったら連絡してほしいことを告げ状況を伺った。
お隣さんは「停電は確かに辛いが、お隣同士で協力しあっているから大丈夫。車のバッテリーで通信は確保できている」とのことであった。「隣どおしで協力している」という言葉はものすごい安心感が伝わってくる。
欲しいものを送っても届かないので、外部からでは力になれないのも事実。日頃から人間同士地域で協力しあうというのが一番の防災対策である。
我々ができることは、1日でも早くライフラインが確保できるように、復旧に向けた支援をすることである。
ソーラーバッテリーレビュー
前の記事で大容量24,000mAhバッテリーの購入したことを書いたが、是非防災対策の一つとして準備したほうが良いと思う。
ソーラーパネルは太陽光で電気を蓄積できるバッテリーなので、太陽光がある限り電源が確保できるのだが、安価なものは機能・性能については信ぴょう性は微妙にも感じる。
この大きさでは電気を蓄積するのに何年もかかりそうである。
レビューでは115件のレビューで4.8/5.0点であるとのことであるが、サクラじゃないだろうか?もしくは大容量バッテリーの機能として購入されたか、LEDライト用のソーラーパネルなのかもしれない。
大容量バッテリーとして期待しつつ、ついでにソーラーバッテリーができるかも?レベルで購入した方がよさそうである(いづれにしろ防災には使えそう)。
今度、使った感想もレビューしたい。