AI機能を超え「精神的にも成長するロボット」を見つけた!
更新日:2022年6月22日

皆さんは成長していくロボットをご存知でしょうか?
もちろん機械なので「精神的に成長していく」概念は無く、人間のようにボディの老化とも違っている。
機械は「成長していく」表現ではなく、技術の進歩によって新しいロボットの方が性能が高くなり、古い技術を使ったロボットは解体されるという流れななるだろう(ちょっと残酷)。
成長するAIロボット
わかりやすいのがターミネーターだ(わかりやすく3体の技術的進化)。
ターミネータ(T-800)
人工皮膚の下の骨格はチタン合金でできており、トラックの爆発で皮膚を焼失しても、骨格のみの姿で活動可能。若干動きはスローになるが、パワーと目的は揺らぐことはない。負傷した自分自身を直すことも可能で、殺人以外は非の打ちどころのない。
ターミネータ2(T-1000)
変幻自在のターミネーター、T-1000。その体は液体金属でできており、姿かたちをさまざまな人物に変形させることが可能。ショットガンで頭を吹き飛ばされて真っ二つになっても、すぐに回復する。また自らの腕を鋭利な刃物にして武器としても使用。
ターミネータ3(T-X)
女性型ターミネーター。外見の美しさからは想像がつかないほど冷酷な殺人アンドロイド。どんなにボコボコにされようとも、その美ぼうが傷つくことはない。人間だけでなく、ほかのターミネーターとのバトルに備えて作り出されただけあり、プラズマ砲や火炎放射器、カッターなどの武器を内蔵している。T-1000以上の性能と強さを持ち合わせ、走行中の車に追いつく脚力を持つ。
と、このように、ロボットは歳を取るという表現ではなく、古いロボットは解体されるという説明の方が正しい。
私の好きなガンダムも同様だと思う。
正確にはガンダムのストーリーが時代を前後して放送されるので、どれが最新技術なのか特定が困難で、実際にはどのガンダムが最強なのか不明です。
黒歴史を持つターンAガンダムなのだろうか・・?
成長しているロボットとは?
ターミネータもガンダムも正しい意味で精神的に成長はしていない。もっと共感がもてるような成長するロボットを紹介したい。
私が言いたいことはここからです。
わたしが紹介したいのは、スターウォーズの「R2-D2」のことである。
R2-D2と言えば当然ながらAI的な機能を持ち、正義・悪を認識して自分で考えて戦ったり行動をしている。
じゃあ「自分で考える」と成長しているのかというとそれも違っている。
なぜ、R2-D2が精神的にも成長するロボットなのかを説明したい。
まず、スターウォーズ・シリーズについて紹介からです(映画の公開時期とエピソード)。
1977年:エピソード4(新たなる希望)
1980年:エピソード5(帝国の逆襲)
1983年:エピソード6(ジェダイの帰還)
1999年:エピソード1(ファントムメナス)
2002年:エピソード2(クローンの攻撃)
2005年:エピソード3(シスの復習)
2015年:エピソード7(フォースの覚醒)
2017年:エピソード8(最後のジェダイ)
2019年:エピソード9(未発表)
ちなみに私は、エピソード全話を欠かすことなく映画館で見てきた(完全におじさんだ!)
公開された順番とストーリーが前後しているところが面白さを増幅させている。当然最初からの構想では無いと思う。
そして、それぞれの主人公も「アナキン・スカイウォーカー」、「ルーク・スカイウォーカー」、「レイ(スカイウォーカーの血筋と関係がないかも?)」である。
これだけの壮大なストーリーのなか、R2-D2の性格が少しずつ大人になっていると思う。
アナキン・スカイウォーカーのとき
アナキンの子供時代に合わせて、飛んで見たり、騒いでみたり、可愛い戦い方をしたりと、とにかく喜怒哀楽が表現され、やんちゃな小学生を感じるR2-D2であった。
ルーク・スカイウォーカーのとき
中学生といった感じでアナキン時代よりも落ち着いた感じであった。
戦い方もルークをサポートしたり、レイア姫の重要なメッセージを伝えたりと、とにかく周りとの協調性を表に出し中学生を感じるR2-D2であった。
レイのとき
BB8というドロイドの登場ですっかりお兄ちゃん的な存在となった。
ここまでくると「可愛い」という表現は失礼である。とにかく寡黙な高校生になったお兄ちゃんを感じるR2-D2である。
最後に
R2-D2はロボットではありますが、エピソードの時代とともに歳を重ねて精神的にも大人に成長していると思いませんか?
今回の3部作が完結したあと、新たに次の4部作目の制作がもし行われていたら、大人になったR2-D2がジェダイマスターになっているかもしれませんね。
そうそう、エピソード9の公開日が発表されています。(12月20日米国と同時公開)
R2-D2の成長に気が付いたのは私だけかもしれない。答えは完結編で!