WIMAXトライアルで好感触と思いきや思わぬ問題が辛い
更新日:2022年6月18日

ドコモのスマホのパケットメニューのリミッターが30Gまで無い、という問題に対応すべくパケット節約を目的としてWIMAXのトライアル行った。
WIMAX(無線回線)をフレッツ(固定回線)の代替えとし、品質的に問題がなければ我が家のメイン回線をフレッツからWIMAXに変更する計画である。
そして家族の外出時はWIMAXのモバイルルータを持参することで、ドコモのパケット消費を抑えることができると考えた。ガンダム的に言えば、以下の構図である。
固定回線:地球の重力に固定されたアースノイド
無線回線:地球の重力から解放したスペースノイド
帯域制限がかかるとシステム停止
WIMAXの検証結果のお復習い
検証の具体的な数値は以下のブログを参照願います。
検証した結果、固定回線が安定した品質であることに対し、無線回線が不安定であることが顕著に数字で出てきた。
が、利用者(家族3人ですが)のモニタの結果では、無線回線でも体感的なものは問題がないと思われるのである。
モニタした結果は以下のとおり。
私:ファイル転送があれば辛いが、我が家の使用では問題なし。
娘:問題はない(YoutubeとTikTokができれば良い)。
妻:測定結果の数字を見たせいで納得していない(フレッツ熱望)。
妻は検証した数値を見たことで、ネガティブトークがはじまったのだ。
もちろん妻がメインで使用する回線になるので、意見を重要視する必要がある。
そして慌てる必要もないので、トライアル期間に妻に使ってもらうことにした。
ネガティブトークも4万円で消滅
妻にトライアルを継続してもらうことしていた後のことである。
妻がキャッシュバック4万円という記事を目にしたのだ。途端に妻の意見が逆転してきた。
妻「実際に使って見たけどIOS更新もストレスなかったし、家の出費が抑えれるのであればいいんじゃない」(えっ、そうなの?検証の値は気にしなくなったの?)
妻の頭の中で検証の値はキャッシュバック(4万円)でもみ消されていた。さすが私の妻!臨機応変に変わる言動が良い(と、娘と笑っていた)。
トライアル結果で思わぬ問題が
当初は無線回線の品質が、我が家の要求に耐えれるのか心配であったが、モニタ結果は問題がないという結果になった。
しかし、実際の問題は品質以外のところにあったのだ。
それは「帯域制限」である。どこのプロバイダも「制限なし」と書かれているが小さく以下のように書かれている。
「3日間で10Gを超えた場合は、翌18時〜2時は1Mに制限」
この条件は元々認識していたが、3日で10Gは超えないだろうと私は思っていたのだ。だってスマホの場合は月で10Gというレベルですからね。
で、実際のトライアルでどうなったのかというと、2日で10Gを超えてしまった(笑)。
固定回線の代わりとして使う場合は、スマホの他にもPC系の端末分も考慮する必要がある。そしてPC系の通信の場合は流れるパケット量も半端ないってことですね。
でも制限されるとしても、1Mだったら多少は使えるのでは?と淡い期待をしていた。
そして「緊急状態」の場合はドコモのパケットを使用するなどの工夫の余地があるかもしれない。と思い翌日の制限時間に1M制限を体験したのである。
結果はあっさりと使えない
PCのウェブが開かない、そしてスマホが文鎮状態である。実際にどのくらいの帯域があるかスピードテストをしたが12Kしか出ない。
格安SIMを混雑時に使用するより使えない。残念だが論外でした。
結論
他の方のブログではWIMAXの品質面を中心に比較しているのが多く感じる。が、無線回線なので品質が低いのは当然であり、使用感でいうと問題はないと思う(リアルタイムゲームやファイル転送は不向き)。
それよりは、10G/3日間の条件のほうがはるかに致命的で、ハードルが高く制限モードに入りやすいのである。
もちろん制限時間帯だけが使えないので、その時間を除けば「制限なく使い放題」とも言える。
我が家ではスマホ以外の端末もあるため制限になりやすいのかもしれない。
来年の夏休みまでにはパケット対策の準備が必要である。(困った困った!)
なんらかの糸口が見えたら紹介します。